センター試験で改めて親の愛情を感じた
本日は1月26日
ついに二次試験まで一か月を切りましたね
いやぁ懐かしいな
去年の3月まで受験生だったんですが
まだ一年も経ってないのにもう懐かしく感じるなんて不思議ですね
それにしても辛い日々でした( ;∀;)
毎日毎日何十時間もの受験勉強…
今思えばよくあんな過酷な状況に耐えてたよなぁってなりません?
ほんとうすごいよ受験生って
受験で一番緊張したのはセンター試験でした
だってセンター失敗したらもう終わりみたいなものですからね
私はかなり背伸びして旧帝大と言われている大学を受験したのですが
「旧帝大ならセンター悪くても二次試験で挽回できる!」
なんて先生方に言われてましたけど
旧帝大狙う人の「センター失敗する」って得点率7割5分ぐらいを意味しますから
当時の私の実力でやっと取れるのが7割5分…
だから失敗は絶対に許されませんでした
そんな受験の全てがかかったセンター試験
やはり万全な状態で受験したいと勉強だけでなく体調管理にも気を配っていました
しかし、そんな努力も虚しく
まさかのセンター1週間前にインフル( ゚Д゚)
もうズタボロでしたよ、体も心も
しかもよりによって人生初インフル
なんでだよ!空気読めよ!バカヤロー!!!!!!
なんて病原体に罵声を浴びせても意味はない
そもそも予防接種受けてなかったのがいけなかったのでしょう(多分)
生まれてこのかたインフルには1回もかかったことないから
予防接種しなくて大丈夫だろうと高を括っていました
「本試験に間に合わなかったらどうしよう」
「出席停止だし学校に行って勉強することもできない」
「全国の受験生は今最後の追い込みの真っただ中なのに私は布団の中にいる」
「なんで予防接種しなかったんだろう」
と悲観的なことや後悔ばかりが頭の中を埋め尽くす
そんな時、私の母は
「本試験にはゼッタイ間に合うし、あんたこれまで頑張ってきたんやけ、ちょっとぐらい勉強せんでも大丈夫よ、大丈夫!」
とだだ明るく私を励ましてくれていました
私はそんな母の言葉に縋るような状態で、ただ体調が回復するのを待っていました
発熱してから2日目の夜、もうすぐ日付が変わろうとしていた時
私は体が怠く、なかなか寝付けずにいました
すると隣の部屋から
「あの子あんなに頑張りよったんに、どうしよう。センター失敗したらどうしよう。あんなに頑張りよったんに…」
と泣く母の声と、母を慰める父の声が聞こえました
私の両親は放任主義で
「宿題したの?」
「勉強はした?」
「成績表見せて」
などというセリフを言われたことが一度もありません
しかも基本的にそれぞれがそれぞれの部屋で過ごしています
私が部屋でずっと勉強していても、母や父は私の部屋に様子を見に来たりすることがないので私の頑張りなんて知らないだろうと思っていましたよ
だから、母が私のこれまでの努力を想い涙することにとても驚きました
「あぁちゃんと見てくれてたんだな」と思うと何か込み上げてくるものがあり、私も思わず泣いちゃって笑
同時に「絶対に受からなければ」と強く思ったんですよね
まぁ落ちたんだけどさ(+_+)
あ、でも本試験にはなんとか間に合いましたよ!
得点率は7割5分でした笑
落ちるとか縁起の悪いこと書いちゃいましたが
全国の受験生、応援してます!
後悔しないように全力を尽くしてください
どうでもいいことですが
私が受験生の時って「落ちる」「すべる」などの縁起の悪い言葉を言わないように気を付けるのが馬鹿らしくて仕方なかったんですよね
確かに言霊とかってありますけど、それって
「私はどうせ受からない」
「どうせ失敗するんだ」
とわざわざネガティブなことを口に出し続けていたら本当にそうなってしまうぞ!って話じゃないですか(もちろん逆のパターンもありますが)
「落ちる」とか「すべる」って確かに縁起が悪いかもしれないけど
そう思い込むわけじゃないし、縁起をそんなに気にしたって最終的に運命を左右するのは自分がこれまで積み重ねてきた努力だしなって思っていたんですよ
ですが受験を終えた今は、受験生を無駄に不安にさせたくないからそういう縁起の悪い言葉は避けるんだなって考えるようになりました
やっぱ受験生の頭は「落ちる」や「すべる」って単語に敏感になってると思うんですよね
だからそれらの縁起の悪い言葉を言ってしまうと
受験生は無意識のうちに頭の中でその言葉を自分の受験の失敗に繋げてしまうんじゃないかって
無意識に不安になっちゃうんじゃないかって
そう考えると縁起の悪い言葉は言わないのが無難ですね